★温熱性能と住宅価格
高気密・高断熱の住宅と訴えたところで、そうでない住宅との冷暖房費がどれほど異なるのかを
正確に明記した住宅工法が殆ど存在しておりません。
住宅の冷暖房費用は、家屋内の気温を暖めたり、冷やしたりするだけでなく、
空気中に含まれる湿気によって冷暖房のエネルギーが大きく異なってきます。
エアコンメーカーは当然、この湿気に含まれる熱量(潜熱と言う)を除去して、室温をあまり下げずに冷房が出来、また上げずに暖房の出来る機能を持たせたエアコンを作っております。
しかし、住宅そのものがその機能を全く活かしきっていないのです。
潜熱コントロール(調湿)の出来る家づくりを行なえば、冷暖房費も当然ながら省エネとなるだけで
なく、冷やした熱、暖めた熱を身体にあてる冷暖房よりはるかにクオリティの高い快適な居住空間を構築する事が出来ます。
この設備費に費用がかかりますが、確実に光熱費などで回収できる費用となるでしょう。
ところがこのような温熱性能は住んでからでなければ、実感が出来ないため、施工工務店、
住宅販売会社、ハウスメーカーなどの多くは、足の速い、見た目重視の住宅販売に
軸足をおいているのが現在の実情と言えるでしょう。





