★高温多湿の日本の気候と言うが
北欧の寒い国々での断熱方法は、多くがグラスウールでなされており、何十年もそのグラスウール断熱材を乾燥させたままの空気を静止させ、断熱効果を保持しております。
この北欧の断熱手法を調査しますと、200mm~300mm以上もある壁厚さがあり、その中の全部が、びっしりとグラスウールなどの断熱材だけで埋まっております。
日本のように暖かい地域の断熱材は薄くしても良いなどと言う規準など制定しておりません。
南北に細長い日本列島は、南下するほど断熱材の厚さが薄くなるような規準をつくっておりますが、そのために壁の中には、断熱材が薄くなって出来た空隙が出来ております。
この空隙を、断熱を挟んで空気が対流し、断熱効果を完全に損ねているのです。
更にグラスウールが湿気を含むのは、高温多湿の日本の気候が大きく作用しているものと
調査してみました。ところが年間を通じての湿度は、北欧などと大差がありません。
むしろ若干、日本の本州の方が平均湿度が低いくらいです。
日本の年間の平均湿度は決して多湿だと言う事になりませんが、もっと深く調査しますと、
夏場の湿度だけが極端に高くなり、冬には極端に乾燥します。欧州の夏は気温が30℃を超えますと湿度は40%前後まで下がり、日本の夏のように気温33℃、湿度80%などにはなりません。
壁体内に空隙があるのと日本の夏場の多湿が大きな課題となっていたのです。






