お客様に自慢できること
家づくりというのは、私たちにとって仕事であると同時に、お客様と一緒につくり上げる「暮らしの物語」だと思っています。
春日工務店の自慢をひとつ挙げるとすれば――
それは、設計から施工まで自社のスタッフが一貫して行っていること。
現場の大工も、設計のスタッフも、みんなが顔を合わせながら意見を交わし、
お客様の思いを形にしていく。
だからこそ、スムーズで温かみのある家づくりができます。
もちろん、社員一人ひとりが誠心誠意を尽くすのは当たり前。
そして、住み始めてから「この家にしてよかった」と思っていただけることが、私たちの何よりの喜びです。
実際に、ファースの家を建てられたお客様の約9割が
「春日工務店で建てて良かった」と言ってくださっています。
これほど嬉しい言葉はありません。
もちろん、すべてが完璧というわけではありません。
お客様とのやり取りの中で、思いが伝わりきらなかったこともある。
そんな時は、女性スタッフが間に入ってお話を伺ったり、
『話しやすい環境づくり』を意識して、チーム全体で改善してきました。
春日工務店には、モデルハウスはありません。
代わりに、OB施主様のご厚意で、実際にお住まいの家を見せていただいています。
まだ会ったこともない方を家に招くのは勇気がいることですが、
それでも快く引き受けてくださるのは、
「良い家を多くの人に知ってほしい」というお気持ちと、
春日工務店への信頼の証だと感じています。
そして、もうひとつの自慢は――社員同士の仲がとても良いことです。
「仲がいいなんて子どもみたいだ」と思われるかもしれません。
でも、信頼し合える関係があるからこそ、
余計なストレスを抱えず、心から家づくりに向き合うことができます。
お客様に誠実であること。
職人同士が尊敬し合いながら家を建てること。
地域に根ざし、長く愛される存在であること。
それが、私たち春日工務店の“誇り”であり、
これからもずっと大切にしていきたい想いです。
社長の夢
私の夢は、社員とその家族、そして私自身の家族が幸せになることです。
家は会社がつくるものではなく、人と人とのつながりの中で形になっていくもの。
だからこそ、社員が幸せでなければ、お客様を本当に幸せにすることはできません。
ありがたいことに、tanneの家にお住まいのお客様からは
「春日工務店で建てて良かった」「tanneの家にして本当に良かった」と
温かい言葉をたくさんいただいています。
まだまだ知名度は高くありませんが、
一人でも多くの方に『tanneの家』を知っていただき、
その家で笑顔あふれる暮らしを送ってもらうこと――
それが、私の夢であり、これからも変わらない目標です。
社長にとって『家』とは?
日本人の平均寿命は80歳前後ですが、
住宅の寿命はわずか30年ほどと言われています。
戦後の日本は「壊して建てる」を繰り返してきましたが、
家の価値は“新しさ”ではなく、そこに住む人の想いで決まると私は考えています。
日本には「もったいない」という美しい考え方があります。
その心を大切にすれば、環境にも人にもやさしい家づくりができます。
全国どこでも同じような家ではなく、
その土地の気候や暮らしに合った地域らしい家づくりを続けたい。
日本の木造建築の知恵と技を受け継ぐことが、私たちの使命です。
家は「買う」ものではなく、「つくりあげる」もの。
家族みんなで希望を出し合い、話し合いながら形にしていく過程こそ、
本当の家づくりの楽しさです。
完成した家には家族の想いが宿り、
年月を重ねるほどに味わいと愛着が増していきます。
木の家は、人と同じように生きています。
手をかけ、育てながら、家族とともに年輪を重ねていく…
そんな家を、どうか大切にしてほしいと思います。
