妊婦さんにオススメの一冊

先日、本屋さんをブラブラしていると一冊の本が目に留まりました。
白衣を着たおばあちゃんが、とっても優しい眼差しで
赤ちゃんを抱っこしている写真が表紙でした。

タイトルは『大丈夫やで』
サブタイトルは『ばあちゃん助産師(せんせい)のお産と育児のはなし』

私は2人目、3人目を妊娠中にかなり助産師さんの本を読みました。
1人目の妊娠中は仕事をしていたせいもあって
本を読む余裕がなかったように思います。

大丈夫やでで、今でもこういう本は好き。
本屋さんで迷わず手にとって
パラパラ読んでみました。
「この本、読みたい!」と思い、
とりあえず買わずにタイトルだけメモして帰宅。
すぐにネットで市内の図書館にないか検索(笑)

「本屋さんに並ぶほど新しい本だし
まだ図書館にないかな~」と思っていたのですが
ありました!!!

借りたその日に一気に読破。
著者の坂本先生は87歳で現役の助産師さん。

妊娠初期から赤ちゃんが1歳くらいになるまで
坂本先生の長年の経験によるアドバイスが
とっても分かりやすく書いてあり、
読んでいる人に語りかけるような文章です。
よくある『妊娠・育児』の雑誌とは全く違います。

文字も大きくて、右ページにタイトル
左ページにその説明が書いてあり、スラスラ読めてしまいます。

すでに末っ子が6歳間近の私にも心に突き刺さるような話もありました。
以下の3つは本文中のタイトル。

★叱る言葉は、短ければ短いほど、心の奥に届くんやないでしょうか。

★「自分が大事にされている」と子どもが実感するためには
「いま、この瞬間」のタイミングを逃したらダメ。

★「こんなふうに育てたい」と思ってやる子育てはたいがいが失敗する。
これ断言できます。

できるなら1人目の妊娠中に出会いたかったけど、今からの子育てにも充分間に合いそうです。
いつかお母さんになるかも知れない2人の娘にも読んでほしい!
そして今、重いツワリで入院しているO様邸のYちゃんに贈りたいです。
もちろんYちゃんのダンナ様にも。

読み終わったら、心が温かくなります。
『大丈夫やで』と坂本先生の手が背中をそっとなでてくれるような、そんな本です。
これは私の手元にも置いておきたいので購入かな(^-^)

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